How to Make Delicious Shaved Ice
おいしい
かき氷の作り方
純白でふわふわの真綿のような氷に、さまざまな味のシロップ。
食感はとても滑らかで、口に入れた瞬間に柔らかく溶けていく……
氷屋の氷だからできる、おいしいかき氷の作り方をご紹介します。
1.かき氷機はブロック用を使う
バラ氷用のかき氷機ではなく、ブロック用のかき氷機を使用しましょう。
ふわふわの氷にするには、非常に薄く削ることが大事です。
ブロック用のかき氷機ならカンナのように薄く削ることができます。
アイススライサーの刃は、よく研いで切れるようにしておくことがポイントです。
おいしいかき氷店は、毎日刃を研いで手入れをしています。刃を出しすぎないよう調整すると、さらにふわふわになります。
2.氷はもちろん純氷で
食べた時に、トゲトゲしく感じてしまうのは塩素(カルキ)も影響しています。水道水の氷や、濾過処理のない製氷機の氷では、塩素の臭いやピリピリ感が残ります。
何重にも濾過、殺菌処理を行い、-10℃で48時間かけてつくられた純氷なら、塩素の臭いやピリピリ感がない本物の味わいを楽しめます。シロップや具材の味を損なわず、とてもおいしくできあがります。
3.氷の表面が溶けてから削る
冷凍庫から取り出したばかりの氷では、カンナがけしたかのような薄い氷を削ることができません。
削る少し前に冷凍庫から出しておき、氷の表面が溶けて透明になるまで待ちます。
氷を冷凍庫から出したら、サラシ等の布に巻いて、発泡スチロールの箱やクーラーボックスに入れておくとなおベター。氷の表面温度は0℃、内部温度は-3~5℃位が目安です。氷を扱うときは使い捨ての手袋を使用しましょう。
表面がうっすらとぬれて、溶けかけたら削り時!
「ガラガラガラ」ではなく、「シャッシャッ」という音が薄く削れている証です。
口の中でジャリジャリするのは、本当においしいかき氷ではありません。
これらのポイントに気を付ければ、「まるで有名店みたい!」と思えるような、今まで食べたことのないかき氷ができあがります。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。